鉱工業指数
最新統計

最終更新日:2019年3月18日 グラフと内訳表に移動

2019年1月【全体】

前月比
生産
100.8 -3.7%
出荷
99.2 -4.0%
在庫
101.6 -1.5%

※資料:経済産業省「鉱工業指数」。数値は2015年平均=100の指数で季節調整値

2019年1月【品目別】生産指数増加率上位

前月比 寄与度
水管ボイラ
136.0 +560.2% +0.19
固定通信装置
104.1 +32.6% +0.01
圧縮機
95.4 +27.7% +0.05
複写機
98.1 +21.9% +0.01
アクティブ型液晶パネル(中・小型)
73.5 +20.9% +0.09

※資料:経済産業省「鉱工業指数」。数値は2015年平均=100の指数で季節調整値

2019年1月【品目別】生産指数増加率下位

前月比
寄与度
一般用蒸気タービン
6.4 -96.9% -0.50
ボイラ部品
67.8 -55.2% -0.08
機械プレス
64.6 -49.3% -0.06
一般用タービン発電機
9.5 -49.2% -0.00
半導体・IC測定器
140.8 -44.8% -0.07

※資料:経済産業省「鉱工業指数」。数値は2015年平均=100の指数で季節調整値

鉱工業指数
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※資料:経済産業省「鉱工業指数」

鉱工業指数の解説

政府指標で最もイケてないネーミング

「鉱工業」と名乗ったばかりに、重要性が軽視されている大変かわいそうな指標です。

この指標は400品目以上が対象となっており、鉄関係の品目だけ対象にしているわけではありません。指数に与える影響は軽微ですが、ふとん、シャープペンシルなど日常的に馴染みにのあるモノもカバーしています。

鉱工業指数で対象となっているモノは、卸売業や小売業を経由することも少なくなく、こうした関連産業を含めるとGDPの約4割を占めると言われています(経済産業省「鉱工業指数のしくみと見方」参照)。

モノを生産するのは売れているから

ここで言う生産・出荷・在庫は、工場をベースにしています。商品がどれだけ売れるかを予測して、企業は工場で生産する量を決めます。商品が売れていれば、あるいは売れると予想すれば、企業は生産量を増やすので、「生産指数」は上昇します。

つまり、生産指数が上昇傾向にあれば景気は良いわけです。工場で生産したものは、基本的にお店などに出荷されるので、「生産指数」と「出荷指数」の動きは、ほぼ連動します。

「在庫」の増減は、それを予想していたかどうかで判断の仕方が変わります。景気が良いとき、企業は在庫切れをしないように予め在庫を積み増します。これは景気にとって決してネガティブな動きではありません。

在庫が減り、生産・出荷が伸びると景気はイイ

一方で、出荷先のお店から「最近売行きが良くないから、先月よりも発注を抑えるよ」と言われたために在庫が増えるケースがあります。これは予期せぬ在庫の増加になるので景気にマイナスです。

いずれにしても在庫が積み上がると必ずどこかで調整がおきます。在庫指数がピークに達したときは景気のピークと重なります。

鉱工業指数を見る際は、生産・出荷・在庫の3つを同じグラフで見ると景気の動向を読み解くことができます。景気が良くなると、「生産指数」「出荷指数」が上昇し、「在庫指数」が低下します。景気が後退すると逆の動きをして、3つの折れ線グラフが口を大きく開けたような形をつくり出します。

統計プロフィール

資料
経済産業省:鉱工業指数
統計の作成方法
全412品目(在庫は292品目)の生産・出荷・在庫状況を2015年=100として指数化。各品目にウエイト付けをしている。品目とウエイトは5年ごとに更新・入れ替えをしている。
公表時期
毎月末に前月の指数を速報値として公表。翌月中旬に確報値を公表する。