国債金利(長期金利)
最新統計

最終更新日:2019年12月11日 グラフと内訳表に移動

2019年12月10日【国債金利】償還期間別

前営業日比
期間10年_長期金利
-0.016% -0.017p
期間1年
-0.133% +0.002p
期間2年
-0.118% -0.001p
期間3年
-0.144% +0.007p
期間4年
-0.121% 0.000p
期間5年
-0.111% -0.006p
期間6年
-0.126% -0.011p
期間7年
-0.127% -0.012p
期間8年
-0.105% -0.010p
期間9年
-0.062% -0.010p

※資料:財務省

国債金利(長期金利)
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※資料:財務省

長期金利の解説

借金の総額だけでは財政状況を判断できない

日本の国家財政の話となると、1,000兆円単位の借金の話になって、「日本財政は最悪」というのが国民の共通認識になっています。

しかし、そのわりには日本人の日常に変化はありません。国の財政が危機に瀕しているということは、公共サービスが行き届かなくなっているでしょうから、ゴミ収集車がこなかったり、学校給食が出なくなったり、公務員の給料が遅配になったりと、国民の生活に影響が及ぶはずです。

そう考えると、借金の金額は国の財政状況を考える上で必ずしも重要ではないと言えます。借金が1,000兆円と聞くと確かに暗い気持ちになりますが、借金の総額だけでは国の財政状況を判断できないということです。

投資家目線で財政状況を判断する

国の財政状況を見る上で、まず抑えておきたいのは長期金利の推移でしょう。長期金利とは、一般に償還期間10年の国債利回りを言います。

ちなみに、この償還期間10年の国債は、あらゆる金融商品を評価する際のベースとなっています。金融商品を評価する際に「リスクプレミアム」という言葉が使われますが、これは長期金利と比較してどの程度金利が高いかを示す言葉です。

国債というのは、国の資金調達の手段です。例え国でもただではお金を借りられません。「利子を年間1%付けるから100万円貸して」と言って、国債を投資家に買ってもらうのです。

利回りが高ければ高いほど、投資家は利益を得ることができます。けれども、「利回りが低くてもいいから欲しい」という投資家が出てきたら、国債を購入することができません。この投資家を出し抜きたかったら、さらに低い利回りで購入する必要があります。

何が言いたいかというと、国債の金利は、投資家の需要に左右されるわけです。需要があれば、金利は低くなり、需要が弱まると金利が上がります。

金利が安定的に推移していれば心配ない

財政危機に瀕していたら、購入した国債が紙切れになる可能性が高くなります。そのようなリスクがある国債の利回りは高くなります。投資家の需要が弱いと、国は高い利回りを設定して、需要を喚起するのです。

国債の金利は、このように身銭を切る投資家の需要によって決まります。借金の総額をみるのももちろん重要ですが、投資家もこの事実を当然見ています。その上で国債を購入するのですから、借金総額よりも国債金利の推移をみたほうが国の財政状況を正確に示していると言えます。

本当に財政危機に瀕しているのなら、国債に対する投資家の需要がなくなり、国債金利は上昇を続けるはずです。金利水準はその時々の金融政策によって決まるので、「何%になったら財政危機」と言い当てることはできませんが、金利が安定して推移しているのなら財政危機とは言えません。

統計プロフィール

資料
財務省:国債金利情報
統計の作成方法
財務省が日本証券業協会のデータを基にして、実勢金利を算出している。
公表時期
営業日の午前9時30分頃に前営業日分を公表。