実質輸出入
最新統計

最終更新日:2020年2月17日 グラフと内訳表に移動

2019年10-12月期【1次速報】実質GDP内訳

前四半期比 寄与度
実質GDP
5312,440億円 -1.6% -
家計最終消費支出
2856,290億円 -3.0% -1.64
民間設備投資
841,570億円 -3.7% -0.61
民間住宅投資
151,760億円 -2.7% -0.08
政府最終消費支出
1101,930億円 +0.2% +0.04
公共投資
273,590億円 +1.1% +0.06
輸出
913,880億円 -0.1% -
輸入
930,780億円 -2.6% -
純輸出
-16,900億円 +24,133億円 +0.45

2019年10-12月期【1次速報】名目GDP内訳

前四半期比 寄与度
名目GDP
5515,460億円 -1.2% -
家計最終消費支出
2935,790億円 -2.4% -1.31
民間設備投資
868,720億円 -3.6% -0.58
民間住宅投資
169,730億円 -0.9% -0.03
政府最終消費支出
1112,320億円 -0.4% -0.08
公共投資
301,750億円 +2.0% +0.11
輸出
955,740億円 -0.6% -
輸入
927,620億円 -3.5% -
純輸出
28,130億円 +27,934億円 +0.50

実質輸出入
グラフと内訳表

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※資料:内閣府「国民経済計算」

実質輸出入の解説

為替変動などを排除した数値

名目輸出入が、輸出額と輸入額のそのままの数値を示しているのに対して、実質輸出入は物価変動を排除した数値となります。名目と実質の考え方は、名目GDP実質GDPの考え方と同様です。

輸出入の物価変動に大きな影響を与えるのは、為替レートと資源価格です。いずれも大きく変動しやすいので、名目輸出入と実質輸出入の金額がかなり乖離している年があります。これは輸出入額を実質化した結果です。

名目値だけを見ると、2013年度の輸入額は前年比19%増えています。一方で実質値を見ると、7%の増加にとどまっています。これは前年から円安が大幅に進んだこと要因の1つで、為替レートの変動を除けば輸入額は見た目ほど増えていないことが分かります。

純輸出の赤字・黒字は損得ではない

純輸出は、プラス・マイナス、あるいは、黒字・赤字で表現されることが多く、プラス(黒字)は良い、マイナス(赤字)だと悪いと評価しがちです。

しかし、貿易を損得で考えるのは誤りです。日本は資源輸入国なので、経済を維持するだけでもコスト(=輸入)が必要です。輸入によって原油をはじめとする資源を手に入れ、それをエネルギーとして経済を動かすわけです。

日本は、原油を輸入している中東諸国に対して貿易赤字です。だからといってサウジアラビアなどに対し、貿易赤字を解消するよう、自動車をたくさん売りつけるのでしょうか。これはバカげた話です。

内需の活性化も輸入増の要因

日本の内需が旺盛なら、その分輸入も増加します。従って、国内の経済が活発であればあるほど輸入が増えることになるので、内需活性化は純輸出のマイナス要因となります。従って純輸出がマイナスであっても、それは国内経済が活発であった結果だということが十分あり得るわけです。

純輸出がプラスであることを良しとし、マイナスなら駄目と決めつけては本質を捉えることができません。純輸出がなぜプラスなのか、マイナスなのかを分析し、その要因が経済にプラスなのかマイナスなのかを考えることこそが大切です。

統計プロフィール

資料
内閣府:国民経済計算
米国・商務省:経済分析局
FRED:Economic Data
統計の作成方法
供給側(商品やサービスの供給者)と需要側(商品やサービスの購入者)の金額をそれぞれ算出して統合する。
供給額と需要額を算出する際に、鉱工業出荷指数や家計調査など様々な統計を基礎資料としている。
公表時期
対象四半期が終了して1ヶ月半後に1次速報値を公表。
1次速報値を公表した翌月上旬に2次速報値を公表。